今回はお口のケアの話題です。
皆さんは気がつくと頭痛が目立つようになったり、口の中がカラカラに乾いているということありませんか?
ひょっとしたらそれは「ドライマウス」かも知れませんよ。
そんな時、その場でケア出来る方法をご紹介してきたいと思います。
ドライマウスの定義とは?
🔶ストレスや薬の副作用などで口の中が乾燥する状態
→ 口の中が乾きすぎる = 疾患の一症状として現れることも。
進行すると口の中がう蝕や痛みなどを引き起しやすい環境になることも。
主な原因は? 🔶ストレス・過度の交感神経の緊張 🔶シェーグレン症候群(自己免疫疾患)などほかの病気や年齢による唾液量の低下も原因 🔶口呼吸(マスクの長期装着など) 🔶年齢による唾液量の低下 押させておきたいポイントは「唾液」 唾液の働きとは?
🔶食事時にはご飯やパンなどのでんぷん質を、唾液に含まれる酵素であるアミラーゼが分解して麦芽糖に変え、体内に吸収しやすい形にする 🔶歯についた食べ物のかすを洗い流す 🔶酸性になった口内を中性に戻すことで、歯のカルシウムが溶けるのを防ぎ、歯の表面を修復する再石灰化という作用
🔶殺菌作用や止血作用
セルフケア方法 🔶口のまわりのマッサージ(1番のオススメ)
口のまわりの筋肉をマッサージすることで、舌がよく動くようになり、唾液の分泌が活発になり口の中の衛生状態を保ちます。
🔶舌で口の中からマッサージ
舌を口の中でグルグルと大きく回したり、頬を介して指先で押し合いをすることも有効。
上下歯茎の根本を舐めるように動かすだけでもOK
回数は10回を目安に気が付いたらやってみましょう。
🔶ガムをよく噛む
ガムを噛むことで、咬筋(噛む筋肉)が動くので、唾液腺も刺激され、唾液が分泌される。 虫歯予防効果の高いキシリトールガムを噛むのがオススメ。特に食後にキシリトールガムを噛むことを続けることによって、虫歯予防効果が高まって一石二鳥! 🔶水分補給(うがいやマウスウォシュだけ
でもOK)
ドライマウスの人は全身が水分不足になっていることが多くあるため、こまめに水分を補給することが大切! ※注 コーヒーや紅茶、緑茶などカフェインが入った飲み物はおすすめできません。 利尿作用が強いため、摂取した水分が唾液にならず、尿になって出てしまうからです。
🔶口呼吸だけにしない(呼吸エクサイズを取り入れてみよう!)
実は、酸素を効率よく体内に取り込む働きをしているのは 鼻であり、 口は本来飲食物の通り道ということをイメージしたことはありますか?
口は呼吸器官としての機能は持っていません!
口呼吸だけになると、口の中の歯垢(細菌)ウイルスなどが無防備に扁桃腺を通過し、直接肺に送り込まれます。こうして血管を通じて全身に回り、体の免疫力を低下させていきます。
例えば、ご時世的に長期的にマスク装着していること多いですがマスクが顔の筋肉に対して持続的な刺激により、自動的にこの口呼吸の割合が多くなり、かえって体調が安定しない事例も出ていきています。気になる方は状況に合わせて使い分けることをオススメします。(当店は完全個室で換気は十分にしておりますので、セッション時マスクは外して頂いても問題ないですよ。)ちなみに口呼吸を続けると、糖尿病・自律神経失調症・高血圧症・心疾患などのリスクが高まるとも言われてます。
🔶寝る前に呼吸エクサイズを取り入れてみよう!
ゆっくり鼻から吸って口から吐く。 鼻から吸った時、お腹を膨らませることを意識するとやりやすいですよ。 終わったそのまま寝落ちOK。
このエクササイズは熟睡効果も期待できますよ。
🔶ドライマウスをケアするオススメの栄養は?
納豆が嫌いでなければ、納豆がオススメです。納豆に含まれるポリグルタミン酸は唾液分泌の促進作用が強いからです。 また、昆布のもつうま味成分も唾液分泌を促進してくれるのでお味噌汁などを活用していきましょう。
かき、ししじみ、あさり、鮭などもオススメです。
まとめ 見方によっては非常にデリケートな話題も含んだ今回の記事。この記事を通して1番お伝えしたいことは、「これが1番正しい!」ということではなく、溢れている情報に踊らされることなく、自己による分析・思考をしていくことがとても大切ということ。
人には感情というものがあります。魂といっても過言ではないと個人的には思っています。大切なのは正しさのみに目を奪われ、感情が持つエネルギーを小さくさせないことだと思って日々、お客様が少しでも元気になるパーソナルトレーニングメニューを組んでいます。
いつも記事を読んでくれる方、いつもトレーニングを受けてくださる皆さんいつもありがとうございます。
それではまた!
【1st.Position Geist】
🔶「成果を実感しやすいパーソナルトレーニングをご提供」を掲げ、年間1200件のご予約を担当しております。
🔶ダイエットを目的とする高価格短期集中型が主流のパーソナルジム業界に対して、姿勢改善、頑固な体の痛みの改善を専門として中・長期間的なトレーニング&ケア施設として活動しています。
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